ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スペクトル項」の意味・わかりやすい解説
スペクトル項
スペクトルこう
spectral term
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
原子や分子のエネルギー準位Eを波数単位で表し,
T = -E/hc
としたもの.はじめ水素原子のすべてのスペクトル線の波数が,
Tn = R/n2
なる級数の二つの項の差で表されることが見いだされ,ついでほかの元素についても,Tn の内容はいくぶん複雑になるが,やはりスペクトル線の波数が
= Ti - Tj
のように与えられることがわかって,このようなそれぞれの項Tをスペクトル項とよんだ.スペクトル項と原子エネルギー準位との対応は,水素原子に関するボーアの原子理論によってはじめて明らかにされ,量子力学により確立された.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新