( 1 )上代には「手もすまに」の形しか見えない。「拾遺‐秋」に「手もたゆくうゑしもしるく女郎花色ゆゑ君がやどりぬる哉〈よみ人しらず〉」とあるのが「てもすまに」の言い換えであると見ると、その当時語義を「手を休めず」に近い意に理解していたと考えられる。
( 2 )「霊異記‐中」に「興福寺本訓釈 寝 スミヌル」とあり、「書記‐神代下」の古訓(鴨脚本訓)にも「留息焉」の「息」の字の右に「スミタマフ」とある例などから、「すむ」を休息する意とし、その未然形「すま」に打消の助動詞「ず」の古い連用形「に」の付いたものと解する説が一般的である。ただし、「あしも足掻かに」のような「…モ…ニ」型の副詞的派生形の場合、「に」は打消の「に」とは考えにくいことが難点。
( 3 )「すま」を「すみやか(速━)」「すむやけし(速━)」の「すみ」「すむ」と同源として、「手も早く」の意と解する説もある。
働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加
9/20 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新