スマートフォン依存症(読み)すまーとふぉんいぞんしょう(その他表記)Smartphone dependence

知恵蔵mini 「スマートフォン依存症」の解説

スマートフォン依存症

スマートフォンを自由に操作できない状況になるとストレスや不安を感じる心理状態のこと。略称スマホ依存症」。病的な場合、分離不安障害(Separation Anxiety Disorder:SAD)の一種と考えられ、「スマートフォン分離不安障害」と呼ばれることもある。睡眠時間の減少対人関係悪化、身体機能の低下疾病などを引き起こし、より高次精神障害につながる可能性もある。スマートフォンを所有する15歳~59歳の男女562人に対し2015年5月に実施されたMMD研究所の調査では、全体で80.5%、10代~40代のすべての年代で80%以上が「(かなり+やや)スマートフォンに依存している」と回答している。

(2015-6-8)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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