法則の辞典 「スモルコフスキーの式」の解説 スモルコフスキーの式【Smoluchowski's equation】 ブラウン運動*において,微粒子が t 秒間に一定方向へと変位する距離を x とすると,この二乗の平均〈x2〉は次の式で与えられる. ここで R は気体定数,T は絶対温度,η は媒質の粘度,N はアヴォガドロ定数*,r は球形の微粒子の半径である.この式はスモルコフスキーがアインシュタインと独立に導出したものなので,アインシュタイン‐スモルコフスキーの式*と呼ばれることも多い. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報