スリーマイル原発事故

共同通信ニュース用語解説 「スリーマイル原発事故」の解説

スリーマイルアイランド原発事故

米東部ペンシルベニア州のスリーマイルアイランド原発にある加圧水型軽水炉の2号機で発生した炉心溶融(メルトダウン)事故。1979年3月28日、機器故障と人的ミスが重なって燃料損傷、冷却機能が回復するまでに炉心の3分の2が露出し、45%が溶融した。一部が原子炉圧力容器の底に落ちたが、容器建屋は大きな損傷を免れた。それでも放射性物質外部に放出され、周辺住民が避難する騒動に。原発の安全性への不信感が広がるきっかけとなった。

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