スルフイソキサゾール

化学辞典 第2版 「スルフイソキサゾール」の解説

スルフイソキサゾール
スルフイソキサゾール
sulfisoxazole

4-amino-N-(3,4-dimethyl-5-isoxazolyl)-benzenesulfonamide.C11H13N3O3S(267.30).スルファフラゾールともいう.サルファ剤の一種.5-アミノ-3,4-ジメチルイソオキサゾールとアセチルスルファニルクロリドから合成される.白色結晶.分解点194 ℃.アセトン酸性およびアルカリ性水溶液に易溶,水,クロロホルムに難溶.短時間作用型の抗菌薬で,すみやかに排泄されて尿路結石を生じにくいので,泌尿器疾患薬に適する.[CAS 127-69-5]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

デジタル大辞泉プラス 「スルフイソキサゾール」の解説

スルフィソキサゾール

薬に含まれる成分ひとつ抗菌作用があり、点眼薬、皮膚塗布薬などに含有。「サイアジン」ともいう。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

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