20世紀西洋人名事典 の解説
ズビグニエフ チブルスキー
Zbigniew Cybulski
1927.11.3 - 1967.1.8
ソ連の男優。
クニアズ(ウクライナ)生まれ。
第二次大戦中は、レジスタンス運動に参加したが、戦後演劇学校に入学し、1953年舞台デビューを飾る。翌年グダニスクで学生劇団「ゼム・ボム」を結成し、その演出や脚本、俳優もこなす。’54年映画にも「世代」で進出し、劇団もプロの道にはいる。’58年「灰とダイヤモンド」に主演し、注目を集める。その他「夜行列車」(’59年)や「愛する」(’64年)にも出演。レジスタンス運動の後遺症ではと言われた黒いサングラスを常用する。’67年走りだした列車に飛び乗りそこね死亡。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報