セウォル号沈没事故

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セウォル号沈没事故

2014年4月16日、韓国仁川インチョン済州島チェジュド行きの旅客船セウォル号(乗客乗員計476人)が南西部珍島チンド沖で沈没、修学旅行中の高校生を含む304人が死亡行方不明となった。船会社のずさんな安全管理が発覚し、乗客を残して逃げた船長には殺人罪が適用され無期懲役が確定した。当時の朴槿恵パク・クネ大統領が事故当日、約7時間姿を見せなかったことも問題となり、政権崩壊の一因となった。船体は17年に引き揚げられ、複数の調査委員会が立ち上がったが、沈没原因の特定には至っていない。(ソウル共同)

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