セクー・トゥーレ(その他表記)Ahmed Sékou Touré

20世紀西洋人名事典 「セクー・トゥーレ」の解説

セクー・トゥーレ
Ahmed Sékou Touré


1922.1.22 - 1984.3.26
ギニアの政治家,労働運動指導者。
元・ギニア大統領。
ファラナ生まれ。
別名Ahmed Sekou Toure。
1941年郵便電信公社に入社し、’45年郵政労働組合書記長となり、’46年アフリカ民主運動の創設に参加し、ギニア民主党を組織して’52年同党書記長となる。’55年コナクリ市長を経て、’56年フランス国民議会議員、’57年ギニア自治政府副首相を歴任し、’58年ドゴール憲法を拒否し、共和国独立を達成し、初代大統領となる。汎アフリカ主義や反新植民地主義路線をとり、’70年代末からは柔軟な外交路線を取りイスラム圏諸国間の調停にもあたる。’60年レーニン平和賞を受賞する。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「セクー・トゥーレ」の解説

セクー・トゥーレ
Sékou Touré

1922~84

西アフリカ,ギニア共和国独立後の初代大統領(在任1958~84)。19世紀後半,一大勢力圏を築いたサモリ・トゥーレの孫。フランス共同体加入を拒否し,独立(1958年)。社会主義路線をしくが,政敵を抹殺するなど独裁者でもあった。1984年死去。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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