せびらかす

大辞林 第三版の解説

せびらかす

( 動四 )
せがむ。せびる。強要する。せぶらかす。 「節季〱に-・したらいで、又年を切りまし/浄瑠璃・長町女腹切
からかう。いじめる。せぶらかす。 「このやうに-・されては、舞鶴は付けられまい/浄瑠璃・扇八景」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

デジタル大辞泉の解説

せびら‐か・す

[動サ四]
無理に頼む。せがむ。せびる。せぶらかす。
「かの田舎のうてずに―・されて、頭(つぶり)が痛い」〈浄・冥途の飛脚
いじめる。からかう。せぶらかす。
「その上私を―・いて何ともならぬ程に」〈虎明狂・因幡堂

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精選版 日本国語大辞典の解説

せびら‐か・す

〘他サ四〙 (「かす」は接尾語)
① 強要する。無理な要求をする。せがむ。せぶらかす。せびる。
※玉塵抄(1563)三〇「五伯のいせいをして隣国をせひらかしてきりとるを侵地と云ぞ」
※虎明本狂言・船渡聟(室町末‐近世初)「しうとはらをたててせびらかす、むこいろいろ云わけして、後にはさつまのかみのごとくにせびらかす」
② いじめる。苦しめる。せぶらかす。
※古活字本毛詩抄(17C前)七「西国の間にはさまってしかも魯衛は大国なれどもちともせひらかす事もないほどに奢たぞ」

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