セルゲイエイゼンシテイン(その他表記)Sergei Mikhailovich Eizenstein

20世紀西洋人名事典 の解説

セルゲイ エイゼンシテイン
Sergei Mikhailovich Eizenstein


1898.1.23 - 1948.1.23.(または2.11.)
ラトビアの映画監督,理論家。
リガ生まれ。
演劇から映画に進み、モンタージュ理論を提唱して映画「ストライキ」(1924年)及び映画史上不朽の名作と言われる「戦艦ポチョムキン」(’25年)を発表。’28年「トーキーに関する宣言」を発表。’29年から’32年海外映画事情視察旅行、ヨーロッパ各地で講演し、米国メキシコで映画製作を試みる。’38年歴史映画「アレクサンドル・ネフスキー」を発表し翌年レーニン賞を受賞。’40年モスフィルムの芸術部門指導者となり「イワン雷帝」を製作。著書「エイゼンシテイン選集」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android