20世紀西洋人名事典 「セルゲイビリューゾフ」の解説
セルゲイ ビリューゾフ
Sergei Semenovichi Biryuzov
1904.8.8 - 1964.10.19
ソ連の軍人。
元・ソ連邦元帥。
1922年から軍に勤務し、大祖国戦争時には軍司令部長官、諸戦線司令官となる。第37軍司令官としてブルガリア、ユーゴスラヴィアの解放に参加、陸軍副総司令官等を経て、’54〜55年第一副司令官、’55〜62年ソ連邦防空部隊総司令官などを歴任。’63〜64年ソ連邦国防第一次官、ソ連軍参謀本部長に就任した。その後、ソ連邦最高会議代議員なども務めたが、’64年10月19日航空機事故のため悲劇的な死を遂げる。死後ユーゴスラビア人民英雄となる。又’58年にはソ連邦英雄にもなり、レーニン賞を2回受賞。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報