普及版 字通 の解説
16画
[字訓] かたよる・ねじける
[説文解字]
[字形] 形声
声符は僉(せん)。〔説文〕十下に「(せんぴ)なり。上に利するは佞人なり」とあり、こざかしいねじけ人をいう。〔広雅、釈詁一〕に「強なり」というのは、あながちの意であろう。
[訓義]
1. かたよる、ねじける。
2. へつらう、とりいる、こざかしい。
3. あながちにする、むりじい。
[古辞書の訓]
〔字鏡集〕 トトノフ・カタマシ・ヘハ(ツ)ラフ
[熟語]
猾▶・言▶・巧▶・士▶・邪▶・柔▶・人▶・壬▶・佞▶・薄▶・民▶・▶・利▶
[下接語]
姦・凶・険・傲・昏
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報