カメラマン写真用語辞典 「セーフティズーム」の解説 セーフティズーム キヤノンのコンパクトデジタルカメラに搭載された機能。 光学ズーム と デジタルズーム をシームレスに連携させると同時に、記録画素から トリミング によって画像劣化のない拡大画像を切り出す工程も採り入れた。有効710万画素以上の高画素機の登場によって可能になったズーム方式である。 具体的に、有効710万画素+光学6倍ズームのパワーショットA710 ISを例にあげて見てみよう。画像サイズの設定を最大画素数の710万画素にすると、光学6倍まで画像劣化のないズームが可能で、そこからは デジタルズーム (最大4倍)によって最大24倍のズームアップ画像が得られるが画質は劣化する。 いっぽう、画像サイズを300万画素に抑えると、光学6倍ズームをすぎてデジタルズーム1.5倍をくわえた、最大9倍のズームアップまで画像劣化のない高画質な写真が写せる、という使い分けができる。仮に VGA (640×480ピクセル)の30万画素相当の画像サイズなら、光学6倍×デジタル4倍の最大24倍まで画像劣化なしに望遠写真が撮れる。 ●類似語 インテリジェントズーム → スマートズーム → デジタルテレコン → ファインズーム → EX光学ズーム → HDズーム → 出典 カメラマンWebカメラマン写真用語辞典について 情報