現代外国人名録2016 「ソニアガンジー」の解説
ソニア ガンジー
Sonia Gandhi
- 職業・肩書
- 政治家 インド国民会議派総裁,ラジブ・ガンジー財団総裁
- 国籍
- インド
- 生年月日
- 1946年12月9日
- 出生地
- イタリア・トリノ近郊オルバサーノ
- 旧名・旧姓
- マイノ,ソニア
- 学歴
- ケンブリッジ大学
- 経歴
- イタリアの建設業者の中流家庭に生まれ育つ。英語の通訳になろうと英国ケンブリッジ大学に留学している時にネールの孫ラジブ・ガンジーと知り合い、1968年ニューデリーで結婚。インドの名門ネール家の嫁という境遇になっても華やかな表舞台には出ず、主婦として家事と育児に専念、姑のインディラ元首相にもよく尽した。’84年インド国籍を取得。同年10月インディラ暗殺により夫が首相を継ぎ、ファーストレディーに。ヒンズー語を話し、いつも民族衣装サリーで通し、国民の好感を得る。’91年5月夫ラジブの暗殺により、インド国民会議派の後継総裁に選出されるが辞退。同年ラジブ・ガンジー財団を設立、社会福祉活動に入る。’97年5月インド国民会議派に入党。’98年3月総裁に就任。’99年10月インド総選挙に出馬し、下院議員に当選。2004年5月総選挙で国民会議派が勝利し、首相就任が決まるが、外国出身者の首相就任に対する野党の攻撃が強まり、就任を辞退。2006年3月下院議員辞職。2009年、2014年下院議員当選。ヒンズー語のほかロシア語、スペイン語、フランス語も操る。著書に「ラジブ」「ラジブの世界」など。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報