現代外国人名録2016 「ソニーロリンズ」の解説
ソニー ロリンズ
Sonny Rollins
- 職業・肩書
- ジャズ・テナーサックス奏者
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1930年9月7日
- 出生地
- ニューヨーク
- 本名
- Rollins,Theodore Walter
- 学歴
- ベンジャミン・フランクリン高〔1947年〕卒
- 資格
- 米国芸術科学アカデミー会員〔2010年〕
- 受賞
- グラミー賞(ジャズ最優秀インストゥルメンタル作品,第44回)〔2001年〕「This Is What I Do」,全米レコード芸術科学協会生涯功労賞〔2005年〕,グラミー賞(ジャズ最優秀インストゥルメンタル・ソロ)〔2006年〕「Why Was I Born?」
- 経歴
- 1944年高校生の時にアルト・サックスを吹き始め、’46年テナー・サックスに転向、高校卒業後ニューヨークでプロ入り、’49年歌手バブス・ゴンザレスの録音に参加し初レコーディングした。’51年にはマイルス・デービスのコンボに参加、’56年一時ブラウン=ローチのコンボにも参加、また、自己のコンボでも名声を高めた。一方、’53年ソロデビュー。’50年代半ばから“ハード・バップ”運動の代表となる。’59年には突然演奏活動を停止したが、’61年カム・バックを果たした。そのプレイはロリンズ節と呼ばれ、豪快かつ流麗、自由奔放にくり広げるアドリブは唯一無比であり、モダン・ジャズの巨人と称される。’98年「グローバル・ウォーミング」を発表。2007年には欧州ツアーの後、ニューヨークで大規模なコンサートを開催。2010年9月米国芸術科学アカデミー会員に選ばれる。代表的なレコードに「ビレッジ・バンガードの夜」「オン・インパルス」「カッティング・エッジ」「ドント・ストップ・ザ・カーニバル」、アルバムに「サキソフォン・コロッサス」(’57年)、「Freedom Suite」(’58年)、「This Is What I Do」(2000年)、「Live in London Vol.2」(2005年)、「Without A Song:The 9/11 Concert」(2005年)、「ソニー・プリーズ」(2006年)、「Way Out West」(2010年)などがある。1963年以来、度々来日。2010年80歳記念の日本ツアー公演(24度目)を行う。愛称はソニー。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報