ソルビタン(その他表記)sorbitan

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソルビタン」の意味・わかりやすい解説

ソルビタン
sorbitan

ソルビットの分子内脱水生成物。工業的につくられるのは1,4-,3,6-,および1,5-ソルビタン,1,4-,3,6-ソルビドの混合物である。ソルビタン混合物とラウリン酸パルミチン酸ステアリン酸オレイン酸などのエステル親油性の大きい非イオン性界面活性剤として重要で,スパン系と呼ばれる。これを,さらにエチレンオキシドと反応させると親水性活性剤が得られる。これはトゥイーン系と呼ばれる。

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化学辞典 第2版 「ソルビタン」の解説

ソルビタン
ソルビタン
sorbitan

ソルビトールの分子内脱水したもの.非イオン性界面活性剤の原料として用いられる.工業品は,1,4-ソルビタンと1,5-ソルビタンの混合物である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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