ソ連=ユーゴ共同宣言(読み)ソれん=ユーゴきょうどうせんげん(その他表記)Soviet-Yugoslav Joint Declaration

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソ連=ユーゴ共同宣言」の意味・わかりやすい解説

ソ連=ユーゴ共同宣言
ソれん=ユーゴきょうどうせんげん
Soviet-Yugoslav Joint Declaration

1948年6月 28日のコミンフォルム決議以後,断絶していた両国関係を回復した 55年6月2日の共同宣言。ベオグラード宣言とも呼ばれる。 N.フルシチョフ党第一書記らソ連首脳はベオグラードを訪問し,過去の事態に「遺憾の意」を示した。宣言は,主権,平等,内政不干渉,平和共存などをうたい,多くの国際問題について共通見解を示し,経済・文化面での協力を約束した。なお,56年6月 20日には,モスクワで一層緊密な共同宣言が発表された。その後ソ連・ユーゴ関係はハンガリー事件 (1956) ,チェコ事件 (68) などによって悪化したが,88年3月ゴルバチョフはベオグラードを訪問し,「内政不干渉,自主性と独立の尊重」などをうたった「ソ連・ユーゴ共同宣言 (新ベオグラード宣言) 」を発表した。これは「ブレジネフ・ドクトリン」の放棄に向うものとして注目された。

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