コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ぞも ゾモ

デジタル大辞泉の解説

ぞ‐も

[連語]《係助詞「ぞ」+係助詞「も」。古くは「そも」とも》
文中にあって、その付く語を感動を込めて強く示す意を表す。「これ」を受ける文末の活用語は原則として連体形をとる。…はまあ。
「いかにある布勢(ふせ)の浦―ここだくに君が見せむと我(われ)を留むる」〈・四〇三六〉
多く文末にあって、疑問の意を表す語とともに用いられ、感動を込めて強く示す意を表す。(いったい)…かなあ。
「うちわたすをちかた人に物申すわれそのそこに白く咲けるは何の花―」〈古今・雑体〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぞも

( 連語 )
〔係助詞の「ぞ」と「も」とが重なったもの。古くは「そも」〕
文中にあって感動と強めの意を表す。結びの活用語は連体形をとる。 「人よりは妹-悪しき/万葉集 3737
文末にあって、感動をこめて強く指示する意を表す。 「我がやどの葛葉日に異に色付きぬ来まさぬ君は何心-/万葉集 2295

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

ぞもの関連キーワード俊・峻・悛・春・浚・瞬・竣・蠢・逡・駿タガソデソウ武左衛門一揆まじりまじりもごもごもそもそ見そなふ扇忌々しもぐもぐ大君気色もぞもぞ物果無し思ひ染む芥もくた浮かれ鳥御構い騒動く係助詞法の舟誰が袖

今日のキーワード

桃李もの言わざれども下自ら蹊を成す

《「史記」李将軍伝賛から》桃やすももは何も言わないが、花や実を慕って人が多く集まるので、その下には自然に道ができる。徳望のある人のもとへは人が自然に集まることのたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android