ぞよ(読み)ゾヨ

デジタル大辞泉の解説

ぞ‐よ

[連語]《終助詞「ぞ」(古くは係助詞「ぞ」の文末用法)+間投助詞「よ」》断定した内容を、さらに念を押す気持ちを表す。…なのだよ。…だぞ。
「それはいともて離れたること―」〈・朝顔〉
「与次兵衛が回し者、彦介を踏んだ―」〈浄・寿の門松

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

ぞよ

( 連語 )
〔文末に用いられた係助詞「ぞ」に間投助詞「よ」が付いたもの〕 体言や活用語の連体形に付いて、それと指定する形で強調し、さらに念を押す気持ちを添える。 「人に咎めらるべくもあらぬ心の程-/源氏 胡蝶
の転。終助詞「ぞ」に間投助詞「よ」が付いたもの。中世後期から近世へかけての語〕 文末の活用語の終止形に付き、強く指示して断定し、また念を押す気持ちを添える。 「聞えた〱、与次兵衛がまはし物、彦介を踏んだ-/浄瑠璃・寿の門松」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

精選版 日本国語大辞典の解説

ぞ‐よ

(終助詞「ぞ」(古くは係助詞の文末用法)に間投助詞「よ」が付いたもの) 「ぞ」の聞手に対する指定的な強い働きかけを、幾分やわらげながら「よ」によって更に念を押す。ぞとよ
※源氏(1001‐14頃)若紫「今は、さは大殿籠るまじきぞよ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

出入国在留管理庁

政府が2019年4月に発足を予定している法務省の外局。18年12月の出入国管理法改正案成立に伴う外国人労働者の受け入れ拡大に対応するため、同省の内部部局である入国管理局を再編・格上げし、新設することが...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android