タデウシカントル(その他表記)Tadeusz Kantor

20世紀西洋人名事典 「タデウシカントル」の解説

タデウシ カントル
Tadeusz Kantor


1915.4.6 - 1990.12.8
ポーランドの演出家,美術家,舞台装置家。
クラクフ県ヴィエロポレ生まれ。
第二次世界大戦中、ナチス占領下で実験演劇を組織し「バラディナ」等を上演。1956年戦前の左翼劇場を残すため、「クリコ2」劇場を創設。ハプニングを利用し、マイムにより死体の集団を表現した「死にたえた階級」(’75年)で一躍有名になる。彼の舞台は他の今世紀ヨーロッパの演出家とは異なったものであり、大戦中のアバンギャルト芸術の香りを残している。画家としては、暗喩的でシュルレアリスム的なものから抽象的な表現へと変わって行くが、国際的な評価は得られていない。代表的作品に「洗濯する女」「メタフォリックな映像」などがある。’82年来日。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android