スロバキアとポーランドとの国境付近を東西に走る二つの山脈の総称。バーフ川の北にあるものを高タトラ山脈とよび、南にあるものを低タトラ山脈とよぶ。高タトラ山脈はカルパティア山脈の最高部を占め、長さ約64キロメートル、幅約24キロメートル。最高点はゲルラホウスキー山(2663メートル)。花崗(かこう)岩よりなり、氷食を顕著に受けてカール(圏谷)が並び、山地南縁をモレーン(氷堆石(ひょうたいせき))が取り巻く。山地はモレーンに抱かれた氷河湖など小湖沼に富んでいる。モミの樹林帯の上、標高1500メートル以上では露岩地となるが、山麓(さんろく)のモレーン地域は厚く闊葉樹(かつようじゅ)に覆われている。低タトラ山脈は、結晶質岩石よりなり、ハンガリー国境に向かって南東走する。長さ約75キロメートル、幅約25~30キロメートル。最高点はデュンピエル山(2043メートル)。
[三井嘉都夫]
日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...