スロバキアとポーランドとの国境付近を東西に走る二つの山脈の総称。バーフ川の北にあるものを高タトラ山脈とよび、南にあるものを低タトラ山脈とよぶ。高タトラ山脈はカルパティア山脈の最高部を占め、長さ約64キロメートル、幅約24キロメートル。最高点はゲルラホウスキー山(2663メートル)。花崗(かこう)岩よりなり、氷食を顕著に受けてカール(圏谷)が並び、山地南縁をモレーン(氷堆石(ひょうたいせき))が取り巻く。山地はモレーンに抱かれた氷河湖など小湖沼に富んでいる。モミの樹林帯の上、標高1500メートル以上では露岩地となるが、山麓(さんろく)のモレーン地域は厚く闊葉樹(かつようじゅ)に覆われている。低タトラ山脈は、結晶質岩石よりなり、ハンガリー国境に向かって南東走する。長さ約75キロメートル、幅約25~30キロメートル。最高点はデュンピエル山(2043メートル)。
[三井嘉都夫]
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...