タニス朝(読み)タニスちょう(その他表記)Tanite Dynasty

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タニス朝」の意味・わかりやすい解説

タニス朝
タニスちょう
Tanite Dynasty

古代エジプトの第 21王朝 (前 1085頃~944頃) 。ナイルデルタ北東部にあった都市タニス出身の7人の王が支配し,この町を首都としたことからタニス朝と呼ばれる。第 20王朝のラムセス 11世の死後,タニスの君侯セメンデスが第 21王朝初代の王となったが,ラムセス存命中,クシュの総督ヘリホルがテーベで王の称号を獲得しており,クシュには支配が及ばなかった。この時代にパピルス紙の写本で歴史小説とみなされる『ウエン=アモン物語』が書かれた。

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