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名数 メイスウ

デジタル大辞泉の解説

めい‐すう【名数】

同類のものをいくつかまとめ、一定の数をつけて呼ぶもの。「三筆」「四天王」「七福神」など。
単位の名称や助数詞をつけた数。「一個」「二軒」「三人」「五本」の類。

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世界大百科事典 第2版の解説

めいすう【名数 míng shù】

中国では三皇,五穀,九族などと,事物に特定の数を添えて称える慣習があり,これを名数と称した。古くは事数ともいった。これら名数は時代や地域によって数え方が異なるので,初学者の遺忘に備え,読書の理解を助けるために編纂されたのが,宋の王応麟の《小学紺珠》10巻で,名数を天道,律歴,地理,人倫,性理,人事,芸文,歴代,聖賢,名臣,氏族,職官,制度,器用,儆戒,動植の16類に分類配列し,典故をあげて諸説を列挙した。

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大辞林 第三版の解説

めいすう【名数】

同類のものをいくつかまとめ、上に数字をつけて呼ぶ呼び方。「三筆」「四天王」「五山」「七福神」「八景」「十哲」など。
単位の名称や助数詞のついた数。「三人」「五回」「一〇〇円」など。 ↔ 無名数

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

名数
めいすう

普通「3メートル」「500円」「700人」「9本」「1000羽」などのように、ある数に単位の名称や、ものの数え方を表す接尾辞(助数詞)をつけた語をさしていう。とくに、細長いものを数えるときに用いる「本」、鳥などを数えるときに用いる「羽」など、社会的習慣として用いられるものを名数として整理・登録することがあり、この場合は「ものの数え方」と同義に用いられる。ただし、いわゆる度量衡、貨幣の単位などは「ものの数え方」とは区別される。生物、物質の特徴によって数値の下に添える「ものの数え方」は、中国語の影響を受けて発達したもので、日本語の特徴の一つとなり、社会常識の一つとして伝承された。
 また「三羽烏(がらす)」「四天王」「七福神」「十干(じっかん)十二支」などのように、いつもある数をつけていう特定の内容をもった語を名数ということがある。古く漢籍では「戸籍」「人別帳」の意味にも用いられた。[林 巨樹]

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