ターゲティッドストック(読み)たーげてぃっどすとっく

ASCII.jpデジタル用語辞典 「ターゲティッドストック」の解説

ターゲティッドストック

特定の事業部門の業績にリンクした株式。例えば、本業は低成長である企業が、分社化などで組織形態を変えることなく高成長が期待できる事業を行なう場合、当該事業部門の支配権を維持したまま資金調達を行なうケースなどに発行される。一方、購入する投資家には、同社の当該事業に限定して投資を行なう機会を提供する。日本では2001年、ソニーがインターネット接続サービスなどを行なうソニーコミュニケーションネットワークを対象にしている例がある。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android