分社化

共同通信ニュース用語解説 「分社化」の解説

分社化

企業が社内の事業を切り分け、独立した子会社にすること。各事業の収益に対する責任を明確にし、経営を効率化する効果が期待できる。業績が悪化した場合は売却も容易になる。近年では2007年に日本郵政公社が分社化し、郵便事業を手掛ける会社やゆうちょ銀行などを傘下に持つ日本郵政グループが誕生した。16年4月には東京電力が持ち株会社制に移行し、事業を切り分けて子会社にした。電機大手ではソニー富士通も一部事業を分社化している。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android