ターナ島(読み)ターナトウ(その他表記)Tana

デジタル大辞泉 「ターナ島」の意味・読み・例文・類語

ターナ‐とう〔‐タウ〕【ターナ島】

Tana》⇒タンナ島

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ターナ島」の意味・わかりやすい解説

ターナ島
たーなとう
Tana

南太平洋、メラネシアバヌアツ(ニュー・ヘブリデス諸島)の火山島。タンナTanna島ともいう。長さ51キロメートル、幅19キロメートル、面積388平方キロメートル。人口2万4855(1998)。最高峰はメリンMerrin山(1043メートル)。島の最後の火山活動は1878年。標高183メートルのヤスールYasur山は活動中の火山で、南東部の中心集落ポート・レゾリューションPort Resolutionから4キロメートル、容易に山頂に到達でき、カルデラ地形をみることができる。火山性の肥沃(ひよく)な島で、ココナッツサトウキビのほか、50年前には綿も産していた。バヌアツの首都ビラ(ポート・ビラ)との定期航空便はレナケル飛行場に着く。

[大島襄二]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ターナ島」の意味・わかりやすい解説

ターナ島
ターナとう
Tana Island

南太平洋南西部,バヌアツ南部の島。活火山がある。肥沃で,コプラコーヒー輸出。面積 550km2。人口約1万 5000。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android