ダイヤモンドアンビルセル(その他表記)diamond anvil cell

関連語 工藤

最新 地学事典 の解説

ダイヤモンドアンビルセル

diamond anvil cell

ブリリアントカットした1対のダイヤモンドをアンビルに使用した対向型の高圧発生装置。レニウムやステンレス,ベリリウムなどの金属板(ガスケット)に小さな穴をあけて試料を詰め,その部分を加圧することで高圧を発生させる。略称はDAC。ダイヤモンドは可視光やX線などに対して透明であるため,超高圧下での種々の物性測定(ラマン分光やフーリエ変換赤外分光,X線回折,非弾性X線散乱,ブリルアン散乱など)に広く用いられている。また,アンビルを通して試料部にレーザーを集光させることで6,000Kを超える高温発生を行うことができる。発生圧力の上限は,アンビル先端(キュレット)のサイズに依存し,ベベル(斜角)を付けた直径20µmほどのアンビルを用いた場合,400GPa以上の超高圧発生も可能。レーザー加熱DAC(LHDAC)を用いることによって,中心核に至るまでのほぼ地球全域の圧力温度条件を実験的に再現できるようになった。

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参照項目:高圧装置

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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