日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダクス」の意味・わかりやすい解説 ダクスだくすDax フランス南西部、ランド県の町。アドゥール川下流左岸にある。人口1万9515(1999)。ローマ時代から知られる温泉町で、アクアエ・タルベリカエAquae Tarbellicae、のちアクアエ・アウグスタエAquae Augustaeとよばれた。泉温64℃の熱泉は硫黄(いおう)、鉄分、マグネシウムなどを含み、リウマチの治療に効果がある。商業中心地でもあり、食料品、皮革、機械などの工業も行われる。中世にはベアルン子爵領の首都であった。物理・天文学者ジャン・ボルダの生地。[青木伸好][参照項目] | ボルダ 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダクス」の意味・わかりやすい解説 ダクスDax フランス南西部,ランド県南部の町。アドゥール川左岸,ランド地方の森林地帯の東縁に位置する。商業中心地。ガロ・ローマ時代から知られた温泉地で,リウマチにきくとされる。硫黄泉,泥風呂などがあり,広場には 64℃の大噴水がある。人口2万 119 (1990) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by