だだちゃ豆(読み)ダダチャマメ

事典 日本の地域ブランド・名産品 「だだちゃ豆」の解説

だだちゃ豆[豆類]
だだちゃまめ

東北地方、山形県の地域ブランド。
鶴岡周辺の限られた地域で江戸時代から大切に守り生産されてきた枝豆の在来種。莢が茶毛でくびれも深いため見た目は悪いが、うまみ成分であるアミノ酸の一種アラニンが、ふつうの枝豆より多く含まれており、独特の甘みと風味がある。栗のようにホクホクした食感で、口のなかにうまみが広がる。生産地や生産量が限られるため稀少価値があり、人気をよんでいる。だだちゃとは、庄内地方の方言で父さんの意。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「だだちゃ豆」の解説

だだちゃ豆

山形県庄内地方で生産されるエダマメ。さやの毛は茶色く、くびれが深い。一般のエダマメに比較して風味がよく、糖分やアミノ酸の含有率が高い。江戸時代の末にはすでに原種が栽培されていたと考えられている。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む