ダッフルコート

デジタル大辞泉 「ダッフルコート」の意味・読み・例文・類語

ダッフル‐コート(duffel coat)

厚手のウール地でつくった、フードつきのスポーティーな短いコート。前を浮き形の留め具と飾りひもで留める。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ダッフルコート」の意味・読み・例文・類語

ダッフル‐コート

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] duffle coat, duffel coat ) 両前合わせで、フードがついた短めの丈のコート。ボタン掛けの代わりにトッグルという浮き形の留め具とひもの組み合わせで前を留める。現在ではいろいろな素材が用いられるが、元来はダッフルを用いたのでこの名がある。
    1. [初出の実例]「カーキ色のダッフルコートを着て」(出典:陽のあたる坂道(1956‐57)〈石坂洋次郎〉正月風景)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「ダッフルコート」の意味・わかりやすい解説

ダッフル・コート

丈が短めでダブル前になったフード付コート。木彫のボタンをループで留めて着るのが特徴名称ベルギーの毛織物産地に因み,もともとは労働者の防寒用であったが,第2次大戦中,英国海軍が採用して一般化した。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のダッフルコートの言及

【コート】より

…(d)裾の開いた丈の短い防寒用のトッパー・コート(トッパーともいう)。(e)フードつきで丈は短くダブルの打合せ,ボタンの代りにひもでとめるダッフル・コートduffle coat。ダッフルという粗い毛織物で作られ,イギリス海軍の防寒コートとして第2次世界大戦中に用いられた。…

※「ダッフルコート」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android