現代外国人名録2016 「ダニエルオートゥイユ」の解説
ダニエル オートゥイユ
Daniel Auteuil
- 職業・肩書
- 俳優
- 国籍
- フランス
- 生年月日
- 1950年10月24日
- 出生地
- アルジェリア
- 受賞
- ジェラール・フィリップ賞〔1977年〕「脱帽」,セザール賞(主演男優賞)〔1985年〕「愛と宿命の泉」,フェリックス賞(主演男優賞)〔1992年〕「愛を弾く女」,カンヌ国際映画祭男優賞(第49回)〔1996年〕「八日目」
- 経歴
- オペラ歌手の両親のもとにアルジェリアで生まれ、両親の故郷フランス・アビニョンで育つ。アビニョン祭でチェーホフ劇を演じ、17歳の時オペレッタ歌手としてデビュー。1970年パリに出て、フランソワ・フロランの演劇学校に学び、国立民衆劇場(TNP)で舞台に立つ。’72年から2年間米国のミュージカル「ゴスペル」に出演。’77年「脱帽」でジェラール・フィリップ賞を受賞。映画は「ヘルバスター」(’74年)でデビュー。コメディ映画「ザ・カンニング=IQ0」(’80年)で売り出し、「愛と宿命の泉」(’85年)でセザール賞主演男優賞を受賞。カトリーヌ・ドヌーヴとの共演作「私の好きな季節」(’92年)や歴史大作「王妃マルゴ」(’93年)などフランス映画の話題作に出演し、名実ともにフランス映画界を代表する実力派スターとなる。’96年「八日目」で共演のパスカル・デュケンヌとともにカンヌ国際映画祭男優賞を受賞。他の出演作品に「優しく愛して」(’85年)、「僕と一緒に幾日か」(’87年)、「ロミュアルドとジュリエット」(’89年)、「夜の子供たち」(’96年)、「橋の上の娘」(’98年)、「メルシィ!人生」(2000年)、「ぼくの大切なともだち」(2006年)、「画家と庭師とカンパーニュ」(2007年)などがある。「泉のマノン」(1985年)や「愛を弾く女」(’92年)で共演したエマニュエル・ベアールと1男をもうけるが、のち破局。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報