20世紀西洋人名事典 「ダニエルジェラン」の解説
ダニエル ジェラン
Daniel Gélin
1921.5.19 -
フランスの俳優。
アンジェール(フランス)生まれ。
17歳でパリに出て、ルネ・シモンに師事し、コンセルヴァトワールに入り演劇を学んだが中退し、多くの職業を転々とした。1939年映画界に入り、’50年代に「愛情の瞬間」(’52年)等に出演し、代表的な2枚目として活躍した。’53年に「Les dents Longues」を監督し、また舞台にも多くに出演している。’45〜54年まで女優のダニエル・ドロルムと結婚し、娘のフィオナ・ジュランは女優になった。またルーマニア女性との間にもうけた娘マリア・シュナイダーも女優である。その他の映画作品に「ナポレオン」(’54年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報