ダムニャン(その他表記)〈チベット〉dram snyan

デジタル大辞泉 「ダムニャン」の意味・読み・例文・類語

ダム‐ニャン(〈チベット〉dram snyan)

チベットのロングリュート撥弦はつげん楽器羊皮または蛇皮を張った小さな胴と、付け根が稜角りょうかく形に両側に突き出したさおからなり、小さな義甲ぎこうを用いて奏する。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダムニャン」の意味・わかりやすい解説

ダムニヤン
damunian

チベットの民俗音楽弦鳴楽器直径 20cm前後の皮を張った円形胴と,太い頸部のついた 90cm前後の棹から成る6弦の撥弦楽器。唐代の中央アジアにあり,元代に中国で火不思 (ほぶす) といわれたトルコ系のクーブーズ系統に属する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android