デジタル大辞泉 「ダムニャン」の意味・読み・例文・類語 ダム‐ニャン(〈チベット〉dram snyan) チベットのロングリュート型撥弦はつげん楽器。羊皮または蛇皮を張った小さな胴と、付け根が稜角りょうかく形に両側に突き出した棹さおからなり、小さな義甲ぎこうを用いて奏する。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダムニャン」の意味・わかりやすい解説 ダムニヤンdamunian チベットの民俗音楽の弦鳴楽器。直径 20cm前後の皮を張った円形胴と,太い頸部のついた 90cm前後の棹から成る6弦の撥弦楽器。唐代の中央アジアにあり,元代に中国で火不思 (ほぶす) といわれたトルコ系のクーブーズの系統に属する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報