現代外国人名録2016 「ダヴィドゲリンガス」の解説
ダヴィド ゲリンガス
David Geringas
- 職業・肩書
- チェロ奏者,指揮者 九州交響楽団首席客演指揮者
- 国籍
- ドイツ
- 生年月日
- 1946年7月29日
- 出生地
- ソ連リトアニア共和国ビリニュス(リトアニア)
- 学歴
- モスクワ音楽院〔1968年〕卒
- 受賞
- 全ソ・チェロ奏者コンクール第1位〔1969年〕,チャイコフスキー国際コンクールチェロ部門第1位・金賞〔1970年〕
- 経歴
- 1963年よりモスクワ音楽院でロストロポーヴィチに師事。’69年全ソ・チェロ奏者コンクール第1位。’70年チャイコフスキー国際コンクール第1位と金賞を獲得し脚光を浴びる。’70〜73年ロストロポーヴィチのもとでさらに研鑽を積んだ後、演奏活動を開始。’75年西ドイツに亡命。ハンブルクの北ドイツ放送交響楽団首席奏者を経て、ビリニュスのリトアニア室内管弦楽団常任客演指揮者を務める他、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など世界の著名オーケストラと共演。2006年九州交響楽団首席客演指揮者に就任。古楽器から電子チェロまで自在にこなす。ヨーヨー・マと並びロストロポーヴィチの次の世代の重要なチェリストの一人。また指揮者としても精力的に活動し、ドイツやオーストリア、オランダなどのオーケストラを指揮。一方、1977年ハンブルク音楽大学教授を経て、2000年ベルリンのハンス・アイスラー音楽学校で教鞭を執る。1992年、’99年公演で来日。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報