旺文社世界史事典 三訂版 「チェザーレ=ボルジア」の解説
チェザーレ=ボルジア
Cesare Borgia
イタリアのルネサンス期の政治家
教皇アレクサンデル6世の庶子。枢機卿,フランスのバレンティノ公,イタリアのロマーニャ公などを歴任。権謀術数に長じ,マキァヴェリの『君主論』は,ボルジアを理想の専制君主として叙述している。父の死後,ユリウス2世によって捕らえられ,スペインに送られて投獄されたが,ナヴァールに逃走中戦死した。
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