チェザーレ=ボルジア(その他表記)Cesare Borgia

旺文社世界史事典 三訂版 「チェザーレ=ボルジア」の解説

チェザーレ=ボルジア
Cesare Borgia

1475〜1507
イタリアのルネサンス期の政治家
教皇アレクサンデル6世の庶子枢機卿フランスのバレンティノ公,イタリアのロマーニャ公などを歴任権謀術数に長じ,マキァヴェリの『君主論』は,ボルジア理想専制君主として叙述している。父の死後,ユリウス2世によって捕らえられ,スペインに送られて投獄されたが,ナヴァールに逃走中戦死した。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android