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ちきゅう ちきゅう Chikyu

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知恵蔵2015の解説

ちきゅう

日本で建造され、2007年に運用開始予定の地球深部探査船。船体全長210m、掘削やぐら高112m、総トン数5万7087t。船底から海底までやや太い二重管(ライザー:Marine Riser)を設置し、特殊な液体を掘削孔内に循環させ、石油・天然ガスの暴噴を抑える。孔壁の崩壊を最小限に食い止められ、従来貫通できなかった深部まで掘削できる。地層内流体やバクテリアの採取、地震発生帯を貫進して地殻内応力分布を測定すること、厚い堆積層や巨大火成岩区の掘削による地球環境史の復元などが期待されている。掘削孔は海底観測所として地震や電磁気、傾斜などの長期連続測定が可能になる。

(小林和男 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ちきゅう

海洋機構の船で、全長210メートル、高さ130メートル、5万7千トン。定員150人。建造費は約600億円。ガス噴出を防ぎ、密度の大きい泥水を循環させながら深くまで掘り進むライザー掘削装置を持つ。研究航海は21カ国が参加する「統合国際深海掘削計画」(IODP)が決める。

(2007-09-24 朝日新聞 朝刊 科学1)

出典|朝日新聞掲載「キーワード」
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デジタル大辞泉の解説

ちきゅう〔チキウ〕

日本の海洋研究開発機構が建造した地球深部探査船。水深2500メートルの深海底から深度7500メートルまで地殻を掘削することができ、マントル巨大地震発生域への到達を目指す。世界で初めてライザー掘削技術を採用し、米国のジョイデスレゾリューション号とともに統合国際深海掘削計画の主力船として研究活動を行っている。全長210メートル、海面からの高さ121メートル、幅38メートル、総トン数約5万6752トン、最大速力12ノット、最大乗船人員200人、建造総額約600億円。平成17年(2005)完成。

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