チッペンデール様式(読み)チッペンデールようしき

精選版 日本国語大辞典 「チッペンデール様式」の意味・読み・例文・類語

チッペンデール‐ようしき‥ヤウシキ【チッペンデール様式】

  1. 〘 名詞 〙 ( チッペンデールはChippendale ) 一八世紀のイギリスの代表的家具デザイナー、トマス=チッペンデール(一七一八‐七九)の作り出した家具の様式フランスのロココ趣味に、ゴシック風、中国風などを折衷したもので、一八世紀のヨーロッパで広く受け入れられた。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

家とインテリアの用語がわかる辞典 「チッペンデール様式」の解説

チッペンデールようしき【チッペンデール様式】

18世紀イギリスの家具デザイナー、トーマス・チッペンデールが創案した家具様式。マホガニー材の多用と、ロココ様式ゴシック様式シノワズリなどのさまざまな要素を折衷した意匠特徴。背もたれにリボンを絡ませたような優雅な模様の透かし彫りを施した椅子(いす)が知られる。◇「チペンデール様式」ともいう。

出典 講談社家とインテリアの用語がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android