チムール朝美術(読み)チムールちょうびじゅつ(その他表記)Timurid art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チムール朝美術」の意味・わかりやすい解説

チムール朝美術
チムールちょうびじゅつ
Timurid art

チムール朝治下のイスラム美術。首都サマルカンドやヘラートを中心に発展。建築では壁面をおおいつくす彩釉タイル装飾やダブル・ドームの技術が発達し,著名な遺構としてサマルカンドのビービー・ハーヌム・モスク,グール・エミール廟などがあげられる。絵画ではタブリーズ派,シーラーズ派,ヘラート派などによるペルシア・ミニアチュールが栄えた。書では優雅なナスターリーク体が考案され,高度な装丁技法と相まって豪華な写本 (→装飾写本 ) が数多く制作された。

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