ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説 ビービー・ハーヌム・モスクBībīKhānum Mosque 1399~1404年にチムール (帖木児)がチムール朝の首都だったサマルカンドに,愛妃ビービー・ハーヌムを記念して建てた中央アジア最大のモスク。中庭の四方にイーワーンを設けるチャハル・イーワーン (4イーワーン) 形式で,横幅約 100m,奥行約 140mをなす。外壁は余すところなく彩釉タイルで装飾されている。規模の大きさ,構造の大胆さ,装飾の美しさなどの点で画期的な建築である。 (→チムール朝美術 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by