ちゃあ(読み)チャア

デジタル大辞泉 「ちゃあ」の意味・読み・例文・類語

ちゃあ

[連語]連語ちゃ」に同じ。「それを言っちゃあおしまいだ」「大事にしてくれなくちゃあ困るよ」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ちゃあ」の意味・読み・例文・類語

ちゃあ

  1. 〘 連語 〙ちゃ〔連語〕
    1. [初出の実例]「腰を掛てばかり居ちゃア、どうもならねへ」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)前)
    2. 「誰方にもお見せなすっちゃあいやですよ」(出典:大津順吉(1912)〈志賀直哉〉二)

ちゃあ

  1. 〘 終助詞 〙 文末に付けて詠嘆気持や念を押すような気持などを表わす。
    1. [初出の実例]「何(なによ)をいってもわらわれべへと思って、語るべゑ事もかたられねへちゃあノウうきさん」(出典洒落本道中粋語録(1779‐80頃))

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