ちゃらつく

精選版 日本国語大辞典 「ちゃらつく」の意味・読み・例文・類語

ちゃら‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 ( 「つく」は接尾語 )
  2. ちゃらちゃらと音がする。
    1. [初出の実例]「ちゃらつく雪踏のおと」(出典:洒落本・古契三娼(1787))
  3. でたらめを言う。いいかげんなことを言う。でまかせを言って調子を合わせる。ちゃらける。
    1. [初出の実例]「ゑひかげんにちゃらついて、ちゃうしあはしておき升たが」(出典:洒落本・北華通情(1794))
  4. 男女がいちゃつく。異性にじゃれかかる。じゃらつく。
    1. [初出の実例]「惚たといふを起句にして、互に欵待(チャラツク)仇惚に」(出典洒落本・起承転合(1802)自序)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android