20世紀西洋人名事典 の解説
チャールス・O. ホイットマン
Charles O. Whitman
1842 - 1910
米国の動物学者。
元・シカゴ大学教授。
メーン州出身。
苦学してボードン大学を卒業し、ボストンの高校の副校長在任中にドイツに留学。1879年東京大学に着任し、2年間動物学を教えた。離日後、ミルウォーキーの臨湖実験所所長、クラーク大学教授、シカゴ大学教授を務めた。またウッズホール海洋生物学研究所の所長も兼務し、1888年の創設から11年間同研究所の基礎固めに尽力した。動物学上の業績にヒルの初期発生の研究、進化における自然選択説と突然変異の研究などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報