20世紀西洋人名事典 の解説
チャールズ・エドワード セント・ジョン
Charles Edward St.John
1857 - 1935
米国の太陽物理学者。
ハーバード大学で1896年理学博士号取得、その後オーバリン大学理工学部長を務め、1908年からウィルソン山天文台で研究を行う。黒点と羊斑を研究、’28年太陽スペクトルのローランド吸収線表を改訂し、同定された元素の数を59に増加させた研究が認められ、国際天文学連合の波長標示委員会と太陽物理委員会の委員長に選出される。さらにW.アダムズ、S.ニコルソン等とスペクトル観測を行う。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報