チャールズ・ジョセフウォルフ(英語表記)Charles Joseph W0lf

20世紀西洋人名事典 の解説

チャールズ・ジョセフ ウォルフ
Charles Joseph W0lf


1827 - 1918
フランスの天文学者
元・モンペリエー大学教授,元・パリ大学教授。
モンペリエー大学教授を経て、1862年パリ天文台に勤務。子午儀による観測天文時計改良などに従事した後、スペクトル観測に転じた。スリットレンズのない直視分光器の考案、’67年ライエとともに、現在ウォルフ・ライエ星と呼ばれるスペクトルW型の最初の星を発見。そのほか水星の黒滴現象の解明プレアデス星団の最初のカタログを発表した。’92年パリ大学教授となり「パリ天文台史」をはじめ、宇宙誕生に関する論文などを執筆した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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