20世紀西洋人名事典 の解説
チャールズ・ディリョン パーライン
Charles Dillon Perrine
1867 - 1951
米国の天文学者。
元・アルゼンチン国立天文台長。
ビジネスマンであったが、写真技術に優れ、1893年リック天文台のスタッフとなる。1909〜36年までアルゼンチン国立天文台長を務めた。彗星の発見、観測と軌道の計算、小惑星エロスの観測から太陽視差を決定し、有名になった。’04年、’05年に木星の6番目と7番目の衛星を発見したほか、アルゼンチンのボスク・アルブレに152cmの反射鏡をもつ天体物理観測基地を創設した。1897年パリ科学アカデミー・ラランド賞を受賞した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報