20世紀西洋人名事典 の解説
チャールズ・プロテウス シュタインメッツ
Charles Proteus Steinmetz
1865.4.9 - 1923.10.26
米国の電気工学者。
元・ジェネラル・エレクトリック社勤務。
ブレスラウ生まれ。
祖父時代からの遺伝により、生れつき背骨が突起して弓状に曲がっていた。生涯独身。ユダヤ人で、生地及びチューリヒで学んだ。思想上で官権に追われ、スイスから米国へ移住。市民権を得て、KarlをCharlesとし、才能を自負して、Proteus(半神)と変えた。1882年ジェネラル・エレクトリック社に迎えられた。電気の天才といわれ、交流による種々の理論をたて、高圧送電線の避雷器を改良、電気工業の全方面で200以上の特許をとった。主著に「Engineering Mathematics」(1910年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報