ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チリ山」の意味・わかりやすい解説 チリ(智異)山チリさんChiri-san 韓国,キョンサンナム (慶尚南) 道,チョルラプク (全羅北) 道,チョルラナム (全羅南) 道の省境にある山群。ソベク (小白) 山脈の一部。最高峰のチリ山 (1915m) のほかノゴ (老姑) 壇,パニャク (般若) 峰などがある。たびたびの隆起で高位,中位,低位の3段階の平坦面が生じ,ノゴ壇は高位平坦面の一つである。多雨地域で,森林におおわれ,古くから薬草,木材の産出で知られた。韓国有数の名山で,華厳寺,泉隠寺,双渓寺などの古刹があり,森林,渓谷の美と相まって訪れる人が多い。華厳寺は李氏朝鮮時代後期の木造建築である大雄殿などの国宝を擁する。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「チリ山」の意味・わかりやすい解説 チリ山ちりさん →智異山 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by