世界の観光地名がわかる事典 「ツェレ市庁舎」の解説 ツェレしちょうしゃ【ツェレ市庁舎】 ドイツ北部、リューベック(Lübeck)やハノーバー(Hannover)近郊のツェレ(Celle)旧市街にある、切妻(きりづま)屋根の石造の建物。伝統的な木組みの美しい家々が軒を連ね、童話の世界のような光景が広がる一角にある。正面にはツェレ城、隣には、高さ74.5mの塔がある、白い外装のマリエン教会(市教会)がある。ツェレ中央駅からは約1.2km、徒歩で15分ほどの場所にある。14世紀ごろにゴシック様式の建物としてつくられ、16世紀末に現在のルネサンス様式の建物に改装された。地下には、ゴシック様式の内装のラーツケラーというレストランがあり、郷土料理が味わえる。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報