デジタル大辞泉 「ツラギ島」の意味・読み・例文・類語 ツラギ‐とう〔‐タウ〕【ツラギ島】 《Tulagi》フロリダ諸島の島。天然の良港をもち、島と同名の町ツラギには1896年から1942年まで英国保護領ソロモン諸島の主都が置かれた。太平洋戦争における激戦地。現在、周辺海域はスキューバダイビングの名所として知られる。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ツラギ島」の意味・わかりやすい解説 ツラギ島つらぎとうTulagi 南西太平洋、ソロモン諸島ガダルカナル島の北に位置するフロリダ諸島の一つ。立憲君主国「ソロモン諸島」領。人口約4500。周囲5キロメートルの小島だが良港を有し、第二次世界大戦前にはイギリス領ソロモン諸島の行政中心地であった。大戦中、日本軍の爆撃により壊滅し、行政庁はホニアラに移された。1942年(昭和17)初期に日本軍が占領、同年8月ガダルカナル島とともにアメリカ軍が上陸し、攻略した。[大島襄二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例